野中藍が武藤敬司と異色対決! プロレスLOVE者同士の舌戦&腕相撲の結末は!?
#アニメ #声優
4月に右膝関節内遊離体除去手術後、実戦復帰に向けてリハビリ中のプロレスラー武藤敬司。かのミスタープロレスがいま、何をしているのかというと……実は”あいぽん”と一戦交えていたのである!
去る7月3日、東京・秋葉原のジーンズメイトアキバあそび館。ライブDVD『AIPON BEST BOUT 2010~燃えあがれ!! 天をも焦がす野中藍の歌魂~』の発売記念イベントとして、その対戦は実現した。
赤いリングガウンを被り、恥ずかしげに登場したあいぽんこと野中藍。根っからのプロレスファンであり、かつ武藤ファンであるあいぽんのたっての願いで現れた武藤敬司は、持ち前の人の良さと明るさで場の空気を支配。
若干緊張気味のあいぽんにツッコミを入れまくり、ほぐすとともにトークセッションを一気にヒートアップさせた。
「声優さんなんだよね。歌も歌ってんの?」
「ぶっちゃけ歌と声優どっちが楽しい?」
など、答えにくい質問にいたぶられたあいぽんはダウン寸前。「たまにライブで(歌詞を)間違えたりもするだろ」というツッコミには本人も苦笑するやら、会場に詰めかけたファンも温かく笑い飛ばすやら。
「たまにちょっと間違えたりはしますけど、”んにゃ~”みたいな」感じでごまかします、という答えを引き出されてしまうあいぽんであった。
得意分野のアニメの話に持ち込むものの「昔のアニメはスポ根だったが、いまのアニメは他人に戦わせて教育上よろしくないな」「声優の増山江威子さんとは年賀状をやりとりする仲だよ」という武藤に圧倒されっぱなし。
武藤の毒舌がいっそう冴え渡り、マスクマンは不細工が多いと業界事情を”暴露?”したあと、矛先があいぽんサイドに向いたところで第1ラウンド終了。武藤敬司優勢のまま次の対決へ。
第2ラウンドは腕相撲対決。これには「知ってる? オレさっきフライドチキン食ってたの。油まみれで臭いよ?」と防衛線を張る武藤の手を遠慮無く握りしめたあいぽんが勝利し、なんとか面目を保った。
当然のように体を鍛えているかという話になり、腹筋が3時間におよぶステージングにいかに役だっているかを、あいぽんが滔々と語ると、「でも3時間ぐらいって言っても、人の1時間分ぐらいしか喋らないよね? 遅くて」と、武藤のさらなるツッコミが!!
そしてここで「せっかく鍛えたんだからウチのリングに上がるか! オレとタッグを組んで」という、願ってもないお誘い。しかし「それとも、アメリカのプロレスはディーバって言って、女の人がマネジャーについたりするんだけど。そのかわりTバックとかそういうのじゃなきゃダメだよ」とセクハラの追い打ちで台無しに……。
結局、全日本プロレスへの出場自体はうやむやになったが、7月25日の後楽園ホール大会と8月29日の両国国技館大会にあいぽんを招待すると武藤が宣言。ファンとともにふたりがプロレスLOVEポーズをとり、プロレス愛を誇示して初邂逅のひとときは終わった。
以下はイベント終了後のコメント。
●あいぽん(野中藍) 試合会場だとすごく遠くて分からなかったんですが、武藤さんは予想以上に大きくてびっくりしました。カリスマ性はもちろんのこと、男の人にも愛されているじゃないですか。その理由が、今日お会いしてわかった気がします。「ついてこい!」って感じだけど、すごく優しい。試合だけでは見られない武藤さんが見られたイベントだったと思います。
●武藤敬司 楽しかったですよ。いまのオレの生きがいと言ったら、より多くの人にプロレスを見せること。あいぽんのファンの人たちのなかには、プロレスを知らない人もいたりするわけだ。そういう人たちにもこれを機会に、プロレス会場に足を運んでくれたら嬉しいと思います。秋葉原をどうリング側に近づけるかが、これからのオレの作業です。そのうちTバックを(笑)。
(取材・文=後藤勝)
燃えあがれ~!
【関連記事】
悩める闘魂”あいぽん”5年間の足跡を語りつくす
みなとみらいに轟けパンクな歌魂! 「あいぽん」FINAL BOUTに大☆勝☆利
35℃オーバー! 猛暑の中敢行した「ゆいかおり」ゲリラライブに一日密着!!
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事