AKB48、代々木ライブで48サプライズ発表 衝撃展開から見えるAKB48の未来をヲタ鼎談で大胆予想
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7月10日、11日、アイドルグループ・AKB48が国立代々木競技場第一体育館で『サプライズはありません』と題したコンサートを開催した。これまでも大会場ライブの度にサプライズを起こしてきたが、今回はタイトルとは真逆に、合計48もの緊急大発表や衝撃展開が行われた。サプライズの内容は以下のとおり。
<10日夜公演>
・大島優子ソロ曲「泣きながら微笑んで」に始まる選抜総選挙順位順、1~12位メンバーユニット披露/・ナットウエンジェルZ、納豆の日記念ソング「ナットウマン」をファンの前で初披露/・「タカラトミー」コラボソングに研究生3人を起用/・小嶋陽菜 Twitter「手越」事件の真相を単なる間違いと弁明/・前田敦子生誕祭にてケーキが転落、完全崩壊でスタッフが緊急大掃除/・チームドラゴンfrom AKB48「心の羽根」ミュージックビデオ初披露/・9月26日に奈良・薬師寺にて野外ライブ開催/・10月にイタリア、11月にシンガポール、マカオでライブ開催/・大阪なんばに新劇場がオープンし、NMB48始動発表/・「セブン-イレブンフェア×AKB48」CMソング「ラッキーセブン」初披露/・当コンサートが8月18日にBS2で90分枠で放送決定/・AKB48の涙の歴史に迫る名曲「あなたがいてくれたから」ミュージックビデオ初公開
<11日昼公演>
・「野菜一日これ一本」CMソング「野菜シスターズ」ライブ初披露/・メンバーが他チームの曲を歌うユニットシャッフルで、前田敦子、柏木由紀、渡辺麻友の各ソロなど10曲披露/・アダルト公演を行うSDN48が18歳未満解禁を発表/・A6公演の歌詞が10日に完成したことが判明/・アメーバピグでの投票により、10月27日発売18thシングルのカップリング曲を歌うユニットを48人が10組に分かれたユニットから決定
<11日夜公演>
・オープニングで現役音大生メンバー・松井咲子がショパンの「エチュード ハ短調作品10第12革命」ピアノ演奏/・アンダーガールズ「盗まれた唇」、シアターガールズ「僕のYELL」初披露/・8月18日発売17thシングル「ヘビーローテーション」、アンダーガールズ「涙のシーソーゲーム」初披露/・アルバム『SET LIST グレイテストソングス完全盤』収録「Seventeen」初披露/・「19thシングル選抜じゃんけん大会」開催発表。12月発売の19thシングルの選抜メンバー16名をじゃんけんで決定。じゃんけん大会は9月21日に日本武道館で開催/・その場で4枠の研究生枠を巡って研究生20人でじゃんけん/・本選用組み合わせ抽選会実施/・小野恵令奈、今夏でAKB48を卒業し、海外留学発表
2公演目のユニットシャッフル10組、18thシングルのカップリング曲を歌うユニット10組をそれぞれ、1組1サプライズとして計算するとAKB48正規メンバー数である48になる今回のサプライズ。そこで、ドラスティックなAKB48ヲタを自認する3人を招集し、ほかの大手マスコミは完全スルーした新発表を中心に『サプライズはありません』ライブの総括と結果から見えるAKB48の趨勢を占う。
<参加者>
古参ヲタA:AKB48劇場通い4年8カ月の古参ヲタ。女性なら60代まで常にDD(誰でも大好き)。
中堅ヲタB:「スカート、ひらり」でハマった現場暦4年の中堅ヲタ。
新規大学生C:昨年後半からの”RIVER新規”ファンながら、ズッポリハマった大学生。
A 大島優子が”政権交代”を成し遂げた「選抜総選挙」で、かつてないほどマスコミを騒がせてからわずか1カ月。急転直下、前代未聞、空前絶後……そんな言葉でも表現しきれないぐらいのサプライズだらけだった。1公演目から検証していこう。
B 10日夜公演は、優子のソロバラード「泣きながら微笑んで」でスタート。1曲目がバラードというサプライズかと思いきや、そこから選抜総選挙順に曲を披露。そして、9期研究生の竹内美宥、森杏奈、島田晴香によるユニットも発表。タカラトミーの商品とのコラボソングで、ついに研究生だけのユニットが企業とのタイアップで起用されるという異例の事態に。
C 島田は不可解に推されていますよね。顔がはるごん(仲川遥香)と区別が付かないのに。竹内は近くで見ると鼻がデカすぎて、残念少女なお顔立ち。推されてた石黒(貴己)がセレクション落ちして、その枠に、なんちゃん(森)が入ったかな。
A でもやっぱりこの日の最大のサプライズは、大阪なんばに新劇場を構えるNMB48の11月スタート決定。吉本興業と京楽産業が設立したKYORAKU吉本.ホールディングスが運営事務局という、強力なバックアップ体制を得た。吉本が関わってるので、「M-1グランプリ」を目指すようなメンバーの登場にも期待。なちのん(AKB48佐藤夏希と現SDN48野呂佳代のコンビ)が果たせなかった夢を雪辱してほしい。
B SKE48発足時に、当時AKB48研究生だった愛知県出身の中西優香が移籍した例があるので、NMB48にAKB48かSKE48の研究生が移籍する確立はゼロじゃない。京都出身の研究生・横山由依ちゃんが行くと予想。SKE48研究生でも、今出舞、声優志望でエッセイストのようなブログが注目の秦佐和子も大阪出身で、今は名古屋まで通っているので、可能性はある。
C 一度はAKB48研究生を辞めながら、SKE48で復活した三重県出身の出口陽のように、一度は夢破れたメンバーの参加もあるかもしれませんね。AKB48研究生オーディションは対象が18歳までですが、NMB48は22歳までで、門戸を広げています。
A 4期研究生ながらセレクションに落ち、8期で復活するもまた落選した村中聡美もギリギリOKなんだよね。NMB48誕生が大々的に報じられ、もうサプライズはないと思いきや、11日も昼公演から驚きの連続。大会場ライブで一番盛り上がるユニットシャッフルが今回も豪華で、B5thの柏木由紀ソロ曲「夜風の仕業」を前田敦子が披露。歴代各チームエース級が歌い継いできた「渚のCHERRY」で10期研究生”みおりん”市川美織がセンター。スターダストプロモーション、ボックスコーポレーションを経て、ようこそAKB48へ。「フレッシュレモンになりたいの」の衝撃的なキャッチコピーで、彼女がAKB48の”中興の祖”となれるか期待。
B そして、小嶋陽菜、篠田麻里子が、SDN48の中でも屈指のエロティックなカラミのある「I’m sure.」を熱唱。この二人は横浜アリーナでもSDN48の「誘惑のガーター」を歌っていて、この路線が定番になりそう。次はついに「普通のあなた」とか?
C 「セックスをしたくなった」という歌詞がある曲を、ついにAKB48が歌うと(笑)。そのSDN48が”18歳未満解禁”を発表しましたが、これはダメでしょ。1曲目のタイトなミニスカから見えまくるパンチラと、「ガンバリーナ」衣装のおっぱいの谷間がなくなったらSDN48じゃないですよ。
A 俺もこれには大反対。”まちパイ”手束真知子と”元読モパイ”河内麻沙美と”人妻パイ”二宮悠嘉の踊りながらボヨンボヨン揺れる爆乳が見れなくなったらSDN48見に行かない。断言する。CDデビューを前に、ファンを増やしたい気持ちも一応わかるけどね。そんな昼公演最後のサプライズが18thシングルのカップリング曲のユニットを10組から選んで、アメーバピグの”アメ”で投票して決める企画の開催。
B 渡辺麻友、石田晴香のロリータ・ピーターパンの「天使のフルーツパフェ」、峯岸みなみ、多田愛佳、高城亜樹、田名部生来、野中美郷の恋愛運上昇隊の「尺が欲しい」、秋元才加ソロでサリー秋元名義のド演歌「カムチャッカ渡り鳥慕情」などなど、ネタに走りまくったユニットが盛りだくさん。これは改めて予想の機会を設けたいですね。
C 11日夜公演は冒頭で、松井咲子がショパンの「革命のエチュード」を演奏。ファンの前でピアノ弾くこと自体が初で、「ポニーテールとシュシュ」のピアノイントロに繋がる美しい演出でした。さらに、大島優子センターの8月18日発売17thシングル「ヘビーローテーション」を初披露。「1、2、3、GO!」で始まるパンクっぽい、ノリノリな新曲。アンダーガールズの「涙のシーソーゲーム」は梅ちゃん(梅田彩佳)がアフロだったり、ほかのメンバーもカツラ姿だったりと、MVにも期待。
A そして、最後に史上空前のとんでもないサプライズ。12月発売の19thシングルの選抜をじゃんけんで決める”じゃんけん選抜”発表。「選抜総選挙」も結局メディア露出順だということで、ファンの不満をすべて払拭するガチバトル。特報VTRでは、秋Pがスタッフに携帯メールで伝えたという設定で、M氏とT氏のイケメンマネジャー二人が裸で一つのベッドにいるときに知ったという”ウホッ!”な設定の悪ノリでメンバーも爆笑。それは置いといて、じゃんけんで決めるなんて、これはもうAKB48の人気がピークまで来ていることをわかっていて、『紅白歌合戦』(NHK総合)も確実だし、『レコード大賞』(TBS系)もほぼ確定ラインなだけにできる”遊び”だね。
C 研究生がまさかのセンターになることもあるんですよね?
A 当然ガチでしょう。でもこれは単なる遊びじゃなくて、実は、AKB48は誰がセンターやっても機能するぐらいメンバー全員に実力があることを証明をしたいんじゃないかな。日々、AKB48劇場で公演を行い、不断の努力を続けているが故に、現在の地位がある。それだけAKB48の層が厚いことがこの企画で一般のファンに浸透すると思うよ。そのじゃんけんのトーナメント票を作る抽選中に、これまで起きたすべてのサプライズを帳消しにするぐらい衝撃的な発表がえれぴょん(小野恵令奈)から……。今夏でAKB48を卒業して、海外留学すると。
B 昨年の生誕祭で「2推し、3推しでいいので……」と自分から離れていったヲタに向けて言ったり、彼女が揺れているのは、わかってましたよね。えれぴょんが心も体も成長していく中、彼女に”永遠の妹”を求めてしまっていたヲタもいたので、その歪みが彼女を迷わせてしまったのかもしれません。でも、「前向きな卒業なので、みなさん温かく見守ってください。素敵な女優さんになって帰ってきます」と決意を込めて語った彼女の背中を押してあげたいですね。
C ライブの最後には、メンバーから本当に背中を押されて、えれぴょん、ズッコけてましたけど、そんな笑いもAKBクオリティ。「海外に行ってキラキラパワーを全世界に広めたい」という宣言を実行して欲しいです。正直、えれぴょんなら卒コン(卒業コンサート)を、東京ドームできますよね。
A 今のAKB48の人気ならイケるはず。まいまい(大島麻衣)以来の選抜レギュラーの卒業だからね。でも、代々木で卒業イベントはやりきった感もあるかな。発表翌日の12日がチームK公演で、ケロっとしてえれぴょんは公演に出演。いつまで出られるかはわからないけど、このまま劇場で別れの日を迎えるのもいいのかもなと思ったね……。では、最後に”じゃんけん選抜”のセンター予想でシメようか。
B これはもう完全な運次第。すでにトーナメント表から大島優子と高橋みなみ、渡辺麻友と前田敦子のそれぞれどちらかが選抜に入れないのが確定。逆に、鈴木まりや、田名部生来、梅田彩佳のいずれかや、小林香菜、9期研究生・永尾まりや、10期研究生の小林茉里奈の誰かが入れるという波乱の展開。僕は、その9期の永尾と予想。9期の中でも抜群にかわいいし、センターになったら注目されて、えれぴょん卒業で空いたチームKの枠に昇格できるかも? 同じく9期から参加する中村麻里子は、1回戦で篠田麻里子とまさかの”麻里子”対決。いつかは訪れると思っていた二人の対決にも注目。
C 僕の予想は、はーちゃん(片山陽加)。対戦予定のえれぴょんがが出場しないことで不戦勝になるのが決定。このチャンスは偶然じゃないですよ。K5thで、はーちゃんは、えれぴょんのアンダーだったこともあり、えれぴょんの分までがんばってくれるはず。はーちゃんの高速ターンはセンターで見てみたい。もしくは、えれぴょんとチームKで一心同体だったまーちゃん(奥真奈美)。
A 一人で、2人まで予想できるんだ(笑)。じゃあ、俺は順当にシードで1回有利なメンバーから、ちぃちゃん(中田ちさと)。じゃんけんなら”Mousa革命”を起こせる!! もう一人はシードじゃないけど、同じく所属事務所がMousaのたなみん(田名部生来)。とにかく本当に”じゃんけん選抜”はこれ以上の企画がないぐらいの企画。SKE48は参加しないでAKB48だけで決めるというスタンスもまた予想外だったけど。ライブ後には、スポーツ報知の号外が配られ、『じゃんけん選抜公式ガイドブック』が光文社から発売されることも発表。総選挙は、日刊スポーツ、講談社と組んだけど今回はこの2社。マスコミをうまく利用して、関連本のおいしい汁を吸わせつつ、イベントも盛り上げていく、AKB48は本当に恐れ入りました(笑)。
(構成=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)
秋Pのやり手ぶりには脱帽。
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