無期限活動休止中のCHAGE and ASKA　武道館の格闘技大会に電撃参戦か

『CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A』
ユニバーサルシグマ

　チャゲアスが武道館に帰ってくる!?

　昨年1月、活動停止を発表したCHAGE and ASKA（チャゲ＆飛鳥）が、25日に日本武道館で行なわれる格闘技イベントのゲストとして登場するプランがあることが分かった。

　チャゲアスは、各自のソロ活動が充実してきたことで一時は解散の方向で話が進んでいたが、その発表直前に「自分たちの母体はやはりCHAGE and ASKAである」（所属事務所ホームページより）という結論に達し、活動休止という形にとどまり、以降はそれぞれソロアルバムや全国ツアーで活動している。

　これには長年のファンも胸をなでおろしたが、「ソロもいいけど、やっぱりいつかは2人揃って歌ってほしい」という声が圧倒多数ではある。

　そんな2人が電撃的に再会、しかも場所がグループにとってゆかりのある日本武道館というのだから、ファンには気になる話だろう。

　登場が予定されるのは、吉田秀彦が引退試合を行なう総合格闘技イベント「ASTRA」。21日、このイベントの主宰であるジェイロックの國保尊弘代表がマスコミの取材に応じ、「東京ドームや武道館をいっぱいにするような大物アーティストの方が来てくれます。（翌日の報道が）試合よりもそっちに取られなければいいのですが」とサプライズすぎるゲストの登場を予告した。これがチャゲアスのことならば、確かにスポーツ紙を賑わす大ニュースである。

　それにしても、ソロ活動中の2人がなぜ格闘技イベントに合流するのか。事情を知る音楽関係者に聞いた。

「コンサート運営の大手、ウドー音楽事務所が大会に全面協力していることが大きいんですが、何より吉田選手がチャゲアスの熱狂的ファンということですね。彼はアルバムも全て持っていて、車の中や練習中に聴くのもチャゲアスばかり。全曲カラオケで歌えるというほどだそうです。それを知ったチャゲアス本人たちと交遊関係もあって、今回の友情出演が持ち上がったそうですよ」

　なんとも粋な演出だが、やはり期待されるのはイベントの中での電撃再結成。仮に1曲でも歌ってくれるようなことがあれば、ファンにとってこれだけでも入場する価値があるはずだ。

「残念ながら、ただの挨拶だけなのか、歌まで披露するのか、全く分かっていません。チャゲアス側の関係者には、むやみに再結成を期待させてはいけないと神経を尖らせる関係者もいるので、ドタキャンにならないことを願うばかり」（同）

　最終決定は当日まで予断を許さないということだろうか。

　ラストマッチとなる吉田は同じ所属道場の中村和裕と師弟対決を予定。チャゲアスの応援を受け、最後の花道も白星で飾れるか。
（文＝和田修二）

CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A

「音楽性の違いです」

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