「あの人もそろそろカミングアウト!?」海外で相次ぐゲイ告白、Jポップ界へも波及か
#音楽業界
先日、歌手のリッキー・マーティンが、自身のホームページで同性愛者であることを告白した。1999年に「Livin’ La Vida Loca」をリリースし、日本でも郷ひろみが同曲を原曲に歌った「GOLD FINGER ’99」がヒットするなど、世界的なポップスターとして知られるリッキー。これまで同性愛の噂が流れる度に否定してきた彼だが、ホームページでは「自分のなかに留めておくには重すぎた」、「自伝を書きながら、ふと自由になりたいと思い、秘密を公開することにした」と語っている。
古今東西、同性愛の噂が立つミュージシャンは多い。海外ではエルトン・ジョンやジョージ・マイケルのようにゲイを告白し、同性と結婚したことをオフィシャルにしているミュージシャンも多い。最近では、人気オーディション番組『アメリカンアイドル』から誕生したアダム・ランバートが、ある意味ゲイを売りにして人気を博している。
それでは、日本の音楽業界の場合はどうだろう? さすがにおおっぴらにカミングアウトしている人はいないものの、噂がたえないミュージシャンは多い。
R&BシンガーHは、かねてからファンの間でも同性愛説がささやかれていたが、数年前に雑誌フライデーで恋人と見られるスキンヘッドの男性との仲むつまじい姿をスクープされてから、さらに注目を集めている。
「Hさんがゲイだということは、関係者の間では周知の事実です。紅白の常連にもなっている某若手演歌歌手と付き合っていたという噂もありましたが、自分が気に入った相手にはアプローチをするようで、襲われかけて間一髪という目にあったという人もいます。その相手は本気で拒絶したら、冗談だと言われたそうですが、冗談じゃあ済まないですよね(笑)」(レコード会社関係者)
オフィシャルな場では基本的に男らしいキャラを演じるHだが、ときに女性らしい言葉使いで、オネエ系の本質も伺わせる。通いつめる新宿2丁目のゲイバー界でも、人格者として評判が高い。実際にH自身も自らの性癖を告白したがっているという。
「本人は以前からゲイをオフィシャルにしたいと思っています。ただ、圧倒的に女性ファンが多いということもあって、人気が下降するのを懸念する事務所がそれを徹底的に阻止しているんです」(前出の関係者)
音楽業界ではほかにも、Hの先輩格にあたるR&BシンガーK、中堅シンガーYなど、成功を収めている”隠れゲイ”は数多い。海外の流れを受け、日本でもカミングアウトに踏み切るミュージシャンが出るかどうか注目される。
(文=北川忍)
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