「かなり無理をしている」エイベックスがゴリ押しするGIRL NEXT DOORは大赤字!
#エイベックス #音楽業界
1月20日付オリコンデイリーランキングで、GIRL NEXT DOORの新アルバム『NEXT FUTURE』が推定1万2,000枚を売り上げて1位を獲得。週間ランキングでも1位を獲得する見通しだが、音楽業界では「オリコン1位を取らせるために、エイベックスはかなり無理をしている」との声が出ている。
「GIRL NEXT DOORはエイベックス松浦社長の肝入りプロジェクトであるため、全社をあげてプロモーションに努めてきました。今回のCDリリースに際しても、テレビのスポットCMや鉄道広告など、他のアーティストとは比べ物にならないほどのプロモーション費をつぎ込んでいます。しかし実際には、大都市圏ではCDがほとんど動いておらず、地方のCDショップで細々と売れているのみ。それでも1位を獲得したのは、エイベックスの営業部隊が全国に散り、猛烈な店頭PR作戦を行ったから。しかし現状の売り上げでは、大赤字でしょう」(マネジメント関係者)
これまで、エイベックス社のプロモーション手法といえば、テレビのスポットCMを大量投下し、アルバムの売り上げを全国規模で伸ばすというやり方だった。しかし、ここ数年は音楽業界全体でCDの販売数が激減する一方、音楽配信のマーケットが伸びるなど、レコード会社の収益構造自体が変化している。エイベックス社はそうした変化に乗り遅れている、との見方も。
「昨年、エイベックス社は売上高ベースでユニバーサルミュージックに抜かれました。ユニバーサルが、着うたフルなどの音楽配信で多くのヒットを出したのに対し、エイベックスはそうした分野で一歩出遅れ、CDの売り上げ減の影響をモロに受けてしまったのです。特に、ケータイ向けのヒット開発では、ソニーやユニバーサルなどのライバル社に一歩出遅れている印象ですね」(前出・関係者)
他方、一部報道にも出ているように、「エイベックス社では近々大がかりなリストラが行われる」とも噂されている。
「S社でリストラを成功させた”首切り名人”が、エイベックス社に移籍したことが話題となっています。今後、90年代のCDバブル時代を謳歌した40代の高給社員が、リストラの標的になるとみられています」(他のレコード会社社員)
創業後20年で、一時は業界トップの売り上げシェアを占めるまでに成長したエイベックス。かつて音楽業界の勢力図を一変させた同社は、今回の試練を乗り切れるか。
(文=端下義人)
エイベックスのお荷物にならないようにね。
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