「芸能界引退後のビジネスに最適!?」お笑い芸人御用達店の経営モデル

2009/07/15 08:00

#お笑い #神林広恵

いまや日本一有名な”芸人の店”になった
「ちりとり鍋大島」HP

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話＆提言。

　長ーいお笑いブームの中、芸人がモテている。最近では庄司智春がミキティと結婚するし、陣内智則と藤原紀香、スピードワゴン井戸田潤と安達祐実なんていう大物離婚組も話題になった。

　かつてはお笑い芸人にとって女優やアイドルが結婚したり、恋愛しているといえば「芸人風情となぜ？」というイメージだったが、いまや合コンやり放題、女にモテモテと、その地位も向上しているようだ。

　そんな中、話題になっているのが芸人御用達のお店の存在。

「都内にいくつかありますが、共通しているのはオーナーが芸人たちと関係が深いということ。人気の若手芸人たちは目立つし、合コンやデートをするのに都合のいい店を探すのが大変です。マスコミの目だけでなく、一般客からもからかわれやすい存在ですしね。その点、こうした店は女とデートで使っても口が堅いし、個室もある。いろいろ融通も利くんです」（芸能レポーター）

　有名なところでは、元ドロンズの大島直也が経営する恵比寿の「ちりとり鍋大島」。同じくドロンズの石本たけしも、馬肉レストランを経営している。

「恵比寿の『元祖鉄板鍋きのした』も有名ですね。ここは松竹芸能のTKOの木下隆行の兄がオーナですが、松竹関係だけでなく吉本芸人もよく使っているようです」（前出・レポーター）

　これらは芸人たちとの関係を隠してはいないが、シークレット的な店もあり、密かに注目されているという。

「それが渋谷にある『S』と新宿の『M』。『S』の方は大物芸人コンビNの元マネージャーが経営する居酒屋ですが、かなりの大物も来店するようです。また『M』の方は焼肉店ですが、若手芸人コンビPの1人が店長のように店を仕切っている」（繁華街事情に詳しいライター）

　浮き沈みも激しい若手芸人の世界。売れなくなったら芸人仲間が集うレストランをやると繁盛するかも。
（文＝神林広恵）