「トップ10に嵐が6番組!?」二宮和也のギャラクシー賞に水差すファン組織票
#ジャニーズ #嵐 #二宮和也
嵐の二宮和也が、6月2日に行われた「第46回 ギャラクシー賞」の授賞式に出席した。二宮はドラマ『流星の絆』『DOOR TO DOOR』(ともにTBS系)の演技が評価され、テレビ部門の個人賞とマイベストTV賞をダブル受賞。トロフィーを手にして「放送が終わった後でも、作品の名前が聞けるというのは本当に嬉しい。それだけ意義のある作品に携われたということですから」と笑顔を見せた。
これまで脚本家・倉本總から直々にお呼びがかかったドラマ『拝啓、父上様』(フジテレビ)や、クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』などに出演し、俳優としてのキャリアを重ねた結果が認められたといえそうだ。
放送批評懇談会が日本の放送文化の質的向上を願い、1963年に創設したギャラクシー賞。ドラマ、ドキュメンタリー、エンターテイメントなどいくつかのジャンルでエントリーされた作品を審査し、”日本の放送文化に貢献した作品”を選出する形式だ。”放送界のアカデミー賞”といわれるほど、国内では権威ある賞とされており、ジャニーズタレントでは初の個人賞受賞となった二宮の経歴にも華を添えたかたちではあるのだが……。
「気になるのが今回、二宮がギャラクシー賞個人賞とともに受賞した『マイベストTV賞』の存在です。今年で第3回を迎えるのですが、放送批評懇談会の会員が審査するギャラクシー賞と違って、一般人が投票できるシステムで、ネットで会員になれば、誰でも参加できるんです。門戸を広げたのがいいのか悪いのか、今回上位10位のうち、嵐関係の番組が6作品も選ばれています。あからさまに偏ってますよね(苦笑)」(ドラマライター)
第3回の結果を見てみると、上位5位までが『流星の絆』『DOOR TO DOOR』『魔王』(すべてTBS)、『24時間テレビ31』(日本テレビ)、ドラマ『歌のおにいさん』(テレビ朝日)と、すべて嵐メンバーの出演作ばかり。6位にいたっては『驚きの嵐! 世紀の実験 学者も予測不可能スペシャル5』(日本テレビ)がランクインしている。確かに楽しいバラエティ番組ではあったものの、はたしてここまで支持されるものだっただろうかと首をひねってしまう。
「雑誌『an・an』の好きな男、『ベストジーニスト賞』『日刊スポーツ・ドラマグランプリ』など、ジャニーズタレントが不自然なまでにランクインする賞には常に組織票の存在がささやかれています。今回は事務所の思惑どうこうではなく、単純に嵐ファンによる投票の結果なんでしょうけど、ここまでくると番組内容が正当に評価されてるとは思えませんね」(同前)
人気急上昇の嵐ゆえ、票を投じるファンが増えたのか、妄信的なファンが多いのかは不明だが、どちらにしても逆に嵐のイメージダウンに繋がりそうで心配。まがりなりにも”日本でもっとも権威ある賞”と称されるギャラクシー賞と同列に扱うのであれば、選考方法にもっと慎重になったほうがいい気もするのだが……。
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)
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