脱退騒動、メンバー追加……復活したX JAPANゴタゴタの裏事情
#音楽 #YOSHIKI #X JAPAN
5月2、3日に東京ドーム公演を行ったX JAPAN。チケットが即日完売するなど根強い人気を見せつけた同グループだが、一方では、ベーシストHEATHの脱退が一時報じられるドタバタ劇もあった。結果的には、元LUNA SEAのSUGIZOを正式メンバーに迎え、6人編成でコンサートを行った彼ら。はたして内情はどうなっているのか。
「メンバー全員がそれぞれ別の事務所に所属していることからも分かるように、今の彼らはバンドというよりもプロジェクト集団ですね。ある実業家が企画・資金提供し、某大手広告代理店がバックアップする形でスタートしたX JAPAN復活プロジェクトですが、現時点では集客も上々で、ビジネスとしてうまく回転している。多少の障害はあるものの、利害関係者が”金の成る木”を手放すとは思えません」(レコード会社関係者)
復活後は、「制作運営管理委員会」なるトップ組織がメンバーを束ねる形を取っているX JAPAN。そんな中、実質的なリーダーシップを発揮しているのは、やはりドラマーのYOSHIKIだという。そもそも彼は1990年代を通じて、原盤権ビジネスで莫大な財産を築き上げたとされる。では、なぜ今、そんなYOSHIKIが”金の成る木”を必要としているのか。
「確かにYOSHIKIはかつて、音楽業界の勢力図を一変させるほどのビジネスマンぶりを発揮しました。自身の楽曲はもちろん、LUNA SEAやGLAYなどの後輩バンドの原盤権も掌握し、数多くの事務所やレーベルを束ねるYOSHIKI帝国を構築。その結果、彼の手元には多額の権利収入が転がり込んだといわれています。しかし00年以降、そうしたバンドの多くが解散もしくは失速してしまい、YOSHIKIの収入も激減。さらに自身のソロプロジェクトも頓挫を重ね、いよいよ金銭的に厳しくなり、X JAPAN復活に賭けたというのが業界筋の見方です」(同前)
HEATHの脱退騒動については、「HEATHと所属事務所社長との感情的なもつれが原因で、金銭面のトラブルはない」との一部報道があった。しかし、前出の関係者は「ギャランティの分配については、メンバー全員が必ずしも納得しているわけではないようだ」との見方を示す。現時点では5月末の台湾公演などの予定も入っているX JAPANだが、今後の活動は波乱含みといえそうだ。
(文=石山博美)
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