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エイベックス移籍で“ヲタ奴隷”と決別!? 後藤真希の未来

gomakidorei01.jpgモーニング娘。に加入した99年当時は13歳だったゴマキも、
今年で23歳。再ブレイクの可能性はまだあるのだろうか?

 昨秋、実弟の逮捕を受け、ハロー!プロジェクトから卒業、今年6月にはエイベックスに
電撃移籍を果たした元モー娘。のゴマキこと後藤真希。彼女の「ヲタ奴隷」の友人であったと告白する人物が、その酒池肉林(!?)の日々と今後のゴマキについて、重い口を開いた──。


 6月20日、元モーニング娘。のゴマキこと後藤真希が、レコード会社と所属事務所の両方を、アップフロントグループからエイベックスグループに同月1日付で移籍したことが発表された。

「後藤真希といえば、1999年8月に『モーニング娘。オーディション』に合格し、グループに加入。直後にリリースした『LOVEマシーン』が大ヒットしたことで、当時人気が低迷し始めていたモーニング娘。を一躍国民的アイドルグループにのし上げた立役者だといわれています。しかし、02年9月にグループを卒業、ソロに転向後は徐々に世間で話題に上ることも減り始め、人気は下降。昨年10月には、女性歌手・ソニンとのユニット・EE JUMPの元メンバーで後藤の実弟のユウキ(後藤祐樹)が、工事用金属ケーブル窃盗グループの主犯格として逮捕されたことを受け、ハロー!プロジェクト(アップフロント所属のアイドル集団の総称)からの卒業を発表します。実弟の逮捕というニュースは、アイドルとしてのイメージを致命的に損なうもので、巷では引退説まで囁かれるようになりました」(アイドル通)

 しかしハロプロ脱退発表のわずか約7カ月後、前述の通りゴマキは、エイベックスへの完全移籍を発表、起死回生のチャンスをつかむこととなる。とはいえ、世間に浸透したネガティブなイメージが払拭できているとは到底いえず、前途多難であることに間違いはない。

 また、実弟の事件が起こる前から、ゴマキにはある“悪い噂”がつきまとっていた。月刊誌「BUBKA」(コアマガジン、昨年1月号)や「週刊新潮」(新潮社、昨年10月18日号)などでも報じられた、「ヲタ奴隷」と呼ばれる、狂信的に彼女に尽くすファン集団の存在だ。このヲタ奴隷、ゴマキに何度も高額なプレゼントを捧げたり身の回りの世話を焼いたりしていたといい、挙げ句にはゴマキの買い物に付き合わされ、一度に30万円もの支払いを要求されることもあったという。

 今回本誌は、このヲタ奴隷を友人に持ち、04年から05年の約1年強の期間、ヲタ奴隷にかなり近い立場にいたという元ゴマキファンのA氏に話を聞くことができた。A氏は、雑誌メディアで報じられた前述の内容にほぼ間違いはないと認めた上で、当時の様子をこう語る。

gomakidorei03.jpg東京都江戸川区内にある、後藤真希の親族が経
営するとされる居酒屋。現在は、記事中の当時と
は店名などが変わっている。

「(東京都)江戸川区にゴマキの家族が経営する居酒屋があって、一時期、ゴマキファンの“聖地”になっていたんです。で、実際にそこへ行くと、週に1~2回、本人が遊びに来ることがあった(笑)。座敷で飲んでると、隣に座って気軽な感じでタメ口で話しかけてきて。トップアイドルというより、10代の普通の女の子という印象でした。『つんく♂に、この曲は歌いたくないと言って新曲を突っ返した』とか『今のモー娘。はダンスが全然ダメ、踊れてるのは矢口(真里)と高橋(愛)だけ』などのキワドイ話も聞けましたよ」

 現役アイドルとそれほどまでフランクに話せる場所が、東京のど真ん中にあったとは、なんとも驚くべき話である。では、その実家の居酒屋で、ヲタ奴隷への勧誘活動が行われていたということなのだろうか?

「ヲタ奴隷は、まず店の常連になるところから始まります。そこでゴマキや家族に気に入られると、近所にあるゴマキの実家にお呼ばれすることがあるんです(笑)。それくらい親密になると、いよいよヲタ奴隷。05年前後の当時、ヲタ奴隷は、総勢10名くらい、さらに店の常連レベと一緒にプライベートで地元の祭りや海に遊びに行けたりと、旨味もあります。モーニングコールやビデオの録画などの雑用を頼まれたりもしますが、それもファン心理としてはうれしいことでしたね」(A氏)

gomakidorei02.jpgゴマキの親族が経営する居酒屋の会員カード、そして、
A氏がゴマキ本人からもらったというサイン入りCDとタマゴボーロ。
A氏は「一生の思い出とするため」クリスタルの中に閉じ込めたという(笑)。

普通に結婚して幸せになってほしい

 02年のモー娘。卒業後は、徐々に人気が衰え始めたゴマキ。その状況を、本人はどう感じていたのだろうか?

「友人のヲタ奴隷が聞いた話では、06年6月発売の『ガラスのパンプス』でいわゆるエロカッコイイ路線に転向した際、『この方向性はイヤ』と愚痴っていたらしいです。昨年のユウキの逮捕は、僕にとっては意外でしたね。僕が後藤家の居酒屋に通っていた一時期、彼はそこの店長をやってましたし、全身にタトゥーを入れているものの、結婚して子どもも生まれて、真面目にやっている印象だったので。ゴマキは家族大好きっ子なので、弟の件に関しては悲しんでいたでしょうね。ハロプロを脱退した時は、『さすがにこれで芸能界引退だろう』と思っていたので、今回のエイベックス入りは意外でした」(同)

 事務所の移籍を果たし、これから再ブレイクを目指すゴマキだが、過去にヲタ奴隷なる集団と異常な関係を持ち、公然と“貢ぎ物”を受け取っていたという事実は、いちタレントとして問題ではないだろうか。以前の所属事務所・アップフロントエージェンシーは、ある程度の状況を把握し本人に注意を促すも、積極的に介入はしなかったとA氏は語る。ユウキ逮捕後もゴマキはたまに店を訪れ続け、店名が変わった今でも、客との“馴れ合い”は密かに続いているというが……。

 この件に関し、ゴマキに対する当時の管理状況などについてアップフロントに質問するも、担当者不在を貫かれ、返答はなし。現所属事務所のエイベックスも、同様の対応だった。またA氏によれば現在はゴマキの義兄(姉の夫)が経営しているという件の居酒屋にも事実の確認のため連絡を取ったが、電話に出たオーナーを名乗る男性は、「後藤真希とは親族でもなんでもない」と、ゴマキとの関係を否定する主張を続けるばかりだった。

 A氏はゴマキの今後について、「アーティストとしての成功よりも、結婚して、普通に幸せになってほしいですね」と話す。

「これほどまでに世間的なイメージがボロボロなのに、続ける必要があるのかとも思いますしね。今にして思うんですが、AKB48の『お金さえかければ、メンバーと直接触れ合うことができる』というシステムを、もしかしたらゴマキはいち早く取り入れていたのかもしれないですね(笑)」

 いまだ新曲のリリース日も決まっていない後藤真希。再始動した際にまた悪いニュースで世間を賑わすことがないよう祈るばかりだ。
(岡島紳士/「サイゾー」9月号より)

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最終更新:2013/01/31 17:51
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