また沖縄…村上ファンド関係者・持永哲志の水死に拭えぬ不安
#政治 #事件 #社会
「そのまんま東の対抗馬が沖縄で水死したみたいです」
「名前は?」
「警察は『モチナガ』と言っています」
6日夜、現場記者とそんなやりとりを交わした社会部デスクは、ヒヤッと背筋に冷たいものを感じたという。モチナガとは、フルネームで持永哲志。この人物、ただならぬ過去があることを思い出したからだ。
地元警察の発表によると、6日午前10時前、世界最大級といわれる沖縄美ら海水族館にほど近い海水浴場で、東京都世田谷区に住む会社員持永氏が身体を硬直させたまま浮かんでいるところを発見された。病院に運ばれたが8時間後に死亡。48歳の若さだった。
妻と子どもたち家族4人で遊びに来ていた持永氏は、エメラルド海岸ともいわれるマリンブルーの映える海水浴場に飛び込むと、クラゲ防止用のネットが張ってある25メートル先の沖合まで泳ぎ、ほどなく動かなくなったところを目撃されていた。
この持永氏、2007年1月に行われた宮崎知事選で、そのまんま東こと東国原英夫・宮崎県知事と争ったことは知られているが、実は、もう一つの顔がある。
「かれは、村上ファンド事件で逮捕された村上世彰と同期だった元通産官僚。村上ファンドの主宰する“同期ファンド”に投資していて、ゼロ金利のこのご時世に2割の運用益を手にしていた間柄。持永は2度の衆院選出馬に破れ、知事選に転じていて、とにかく政界進出にこだわった人物。村上が若手議員のタニマチになっていたことは知られているが、その筆頭格がこの持永だったんだ」(社会部デスク)
村上ファンドの政界工作資金にまみれていた持永氏。沖縄では、ライブドア事件でも証券マン野口英昭さんの怪死が起きて騒がれただけに、社会部デスクは持永氏の「水死」に一抹の不安をぬぐえないでいる。
真相や、いかに。
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