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『テニスの王子様』人気の裏に大物声優の存在が!?

20080229_tenipuri.jpg三ツ矢雄二氏の公式ホームページ。笑顔がまぶしい!!

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)の人気連載マンガをミュージカル化し、イケメン俳優の登竜門ともいわれる「ミュージカル テニスの王子様」、通称「テニミュ」。2003年にスタートし、いまやチケットをとるのも困難なほど女性に支持されているこのテニミュだが、その人気の裏に、ある大物声優の存在があることをご存じだろうか?

 それは、脚本・作詞を手がける三ツ矢雄二氏。アニメ『タッチ』の上杉達也の声優などとして名高い人でもあるが、彼の書くキャッチーな歌詞が、絶大な支持を得ているのだ。テニミュの熱烈なファンである女性編集者は言う。

「三ツ矢先生は“神”です。一度聴いたら忘れられないフレーズ。恥ずかしいくらいに熱くて、最初は私も笑って観てたのに、いつの間にかステージの男の子たちと一緒に歌ってました」

 元フジテレビの女子アナ・中井美穂も、自身のブログで、こんなコメントを寄せている。

「脚本も手がける三ツ矢雄二さんの歌詞が素晴らしい! 『なんのこっちゃ チャチャッと潰す』とか、短いフレーズがいちいちすごいんです」

 三ツ矢氏といえば、自らゲイであることを公言してきた過去があり、声優仲間の間でもときどきネタにされてきた。「そんな彼の“特性”が舞台で生きているのでは?」との指摘も多い。

「原作と違って、舞台は徹底的に男の子だけの世界で貫かれています。『試合でつながるのさ 俺とお前の絆』とか、腐女子のハートをわしづかみにする言葉選びもたまりませんね。まるで、ミュージカル界のジャニーさんですよ」(マンガ誌編集者)

 女性ファンのこの熱い思いを三ツ矢氏はどう考えているのか? 所属事務所に問い合わせてみるも、多忙とのことでコメントはいただけず……。しかし、熱心な女性ファンの存在については、少なくとも事務所は承知しているご様子。その声が、テニミュの魅力を支えている、三ツ矢先生ご自身の耳にも届いているといいのだが。
(虎之介/「サイゾー」3月号より)

テニスの王子様
1999年より「週刊少年ジャンプ」にて連載開始し、先日同誌08年14号にて連載終了。許斐剛が描くテニスマンガで、03年にミュージカル化され、好評を博した。ほかに、アニメ化、実写映画化もされている。

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最終更新:2008/03/05 09:03
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